子どもを小学校(幼稚園)受験させてみようかしら?
そんな風に一度は考えるご両親も多いはず。
でも幼児教室の費用は、HPに詳細を載せていないことが多いです。
だいたいの費用を知らないと、いきなり個別相談にも行きづらいですよね。
でも私は気になったら即行動派!
勇気を出して大手幼児教室『伸芽会』の個別相談に突撃してきました。
そのときに聞いてきた話を、費用のことも含めまとめます。
- 伸芽会の費用詳細
- 都内の子供のお受験事情
- 小学校受験と中学受験、それぞれのメリット・デメリット
- お受験を考える際に参考になる本
2018年秋頃の情報ですが、大体の費用を知るのには十分かと思います。
費用以外にもためになる話を聞いてきたので、ぜひ最後まで読んでいってください!
伸芽会の費用はずばりいくら?
早速ですが、個別相談でいただいた資料を元に伸芽会の費用を紹介します。
当時は税率8%だったのですが、10%にした税込月額に計算し直しています。
入学金…税込88,000円(兄弟姉妹が以前入会していれば免除)
税込月額 | 一番選択者が多そうなコースの税込月額 | |
年長 | 44,000〜116,000円 | 70,400円 |
年中 | 49,500〜92,400円 | 58,080円 |
3歳 | 43,560〜79,200円 | 43,560円 |
2歳 | 43,560円〜79,200円 | 43,560円 |
1歳 | 33,000円〜61.600円 | 33,000円 |
同じ年長さんでも週何回通うかや志望校別のクラスを受講するかなど、選択するコースによって金額が変わるシステムです。
入会したら結局たくさん通わせたくなって、ものすごい課金しちゃいそうですね…。
上記費用のほかに「家庭学習プログラム費」なるものを払わなければいけないコースがあるようです。
模試などのテストを受けるのにもお金がかかるので、費用は上記費用より余分に考えておきましょう。
受験がだいたい11月頃なので、1年通うなら受験の前年の秋頃から通い始める感じでしょうか。
伸芽会の費用は高い!そんな人におすすめな『理英会』
伸芽会の費用は少し高いな…そんな人にオススメなのが『理英会』です。
理英会は『どんちゃか幼児教室』の受験コースで百貨店などに入っている幼児教室です。
費用も抑えめで、特に神奈川県の受験に強く合格実績もとても良いんです。
資料請求してクラスに空きがあるかをまずは確かめてみてください。
私は希望教室の対象クラスに空きがありませんでした…。
伸芽会で聞いた都内のお受験事情
伸芽会で聞いてきた現在の都内のお受験事情を紹介します。
今、どれくらいの割合の子どもたちが中学受験をすると思いますか?
現在都内では
- 約半数の小学生は中学校受験
- 約10%の子は小学校受験
- 約5%の子は幼稚園受験
をするそうです。
これが23区の中心部だともっと割合が高くなります。
私は地方都市出身で、中学受験をしたのは地元の小学校の同級生で5%くらいでした(約20年前)。
お受験をするような私立幼稚園や私立小学校は私の住んでいる地域にはなかったので、東京はやっぱり色んな選択肢がありますね。
幼稚園受験or小学校受験をするメリット
伸芽会で聞いてきた、幼稚園受験もしくは小学校受験をするメリットをまとめました。
小学校時代を受験一色の生活にしないで済む
早期に受験をしておく最大のメリットです。
私も経験者なのでわかりますが、中学受験組は小学校時代の後半、受験一色になります。
土日は絶対塾。
長期休みも毎日のように塾や勉強合宿。
自宅でももちろん勉強。
早期の受験で中学受験はパスできれば、小学校時代はスポーツや芸術など、本人のしたいことに熱中させてあげることができます。
小学校で授業を受けている時間が無駄にならない
できる子にとって公立小の授業は物足りません。
公立小では真ん中の子に合わせて授業を行いますので当然です。
私立小学校に行ってレベルの高い授業を受けられれば、授業時間が無駄になりません。
でも私立小学校って学費がすごいんでしょ?と思いますよね。
私立小学校に入れると学費が高くつく!と思いがちですが、中学受験のための費用を考えれば案外その差は小さいらしいです。
抽選の倍率がすごいのがネックですが、国立なら私立よりさらに費用が抑えられます。
中学校受験をするメリット
幼少期の受験をせず、中学受験をする場合のメリットもご紹介します。
人生で初めての壁を経験することができる
幼稚園受験や小学校受験は親の面接などもありますが、中学受験は完全に本人の能力試験。
受験までの過程で先生や仲間と頑張りながら、楽しいことも辛いことも経験できます。
私自身中学受験のために進学塾に通ったとき、大変でしたが辛いばかりではありませんでした。
高い学力がつく
私の経験上、幼稚園受験や小学校受験エスカレーター組より、中学受験組のほうが平均すると学力が高いです。
本気で勉強に取り組んで試験を突破しなければならないので、勉強時間が違います。
もちろん内部進学組でも優秀な子はたくさんいますが、エスカレーターだとどうしてもさぼってしまう子も出てきます。
実際に受験可能なのか考えてみよう
ここまで知ったところで、実際にご家庭で受験が可能か検討してみてください。
- 通学可能な学校を調べる
- その学校の学費を調べる
- 現在の家計の状況を把握&見直し
というステップです。
候補校を調べてみる
私立幼稚園や私立小学校では、自宅からの通学時間や通学可能圏が規定されています。
幼い子どもたちに通学の負担が重くならないようにという配慮からです。
伸芽会に相談に行ったときに見せていただいた本が各学校の募集要項、学費の詳細などが網羅されていて便利でした。
私もこの2冊は購入して熟読し、付箋だらけです。
上記2冊は首都圏版です。
他の地域にお住まいの方は間違えて購入しないように!
西日本など他の地域のものも発売されているようです。
学費が捻出できそうか検討しよう
候補校の学費の目安がわかったら、支払いができそうか家計を見直してみましょう。
学費は固定費になるので慎重に!
基本ですが携帯は格安SIMにする、保険を見直すなど固定費を見直して教育費に備えましょう。
国立は私立の学費の半額以下なので、国立だけ受けてみるというのもありだと思います。
伸芽会の費用はいくらかかる?まとめ
この記事では伸芽会の個別相談での話を元に、伸芽会に通う場合にかかる費用や早期受験のメリット、中学受験のメリットをまとめました。
我が家でもまだまだ検討中のお受験問題。
通わせるとなるとその後ずっと出費が続くので、慎重に検討したいところです。
伸芽会に見学に行ったときの我が家の場違い感がすさまじかったです。
上品なスタッフに上品なご家族。
授業の一環で廊下に一列に並んでいた子どもたちの美しい挨拶。
見学に行くときは武装していってください…。
伸芽会の他にも「ジャック」「理英会」「こぐま会」など大手受験教室があるので、興味を持たれた方は比較検討してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。