フェイスブックやグーグルの創業者、将棋の藤井聡太棋士なども受けていた『モンテッソーリ教育』。
世界で広く支持されている教育方法で、書籍も多く出版されています。
しかしモンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園・保育園はとても少なく、実践するにはおうちで取り入れるのが一番。
『モンテッソーリ教育』と聞くとなんだか難しそうに感じますが、モンテッソーリの『教具』は100均でも十分作れちゃうんです!
自作の教具は愛着もわいて、子育てが楽しくなりますよ。
この記事では実際に100均で購入したもので自作した、モンテッソーリの手作り教具を紹介します。
モンテッソーリの手作り100均教具【0〜3歳向け】
1〜2歳頃の子どもは何でも落とす、入れるということをしませんか?
手指がどんどん自由に動くようになり、その動きを洗練していっているのです。
「狙いを定めて入れる」ことで正確性が増し、集中力が養われます。
落とす・チップ落とし
- 貯金箱もしくはガラス製のケース
- チップ
チップを落とすとコトンといい音がする教具。
貯金箱を購入する場合、きちんと下からコインを出せるタイプのものを買ってください。
押し入れる
- 綿棒などのケース
- 毛糸のボンボン
空筒のフタに穴を開けて、毛糸のボンボンを押し入れます。
穴の大きさを調節して、むにゅっと入る感覚を感じられるように作りましょう。
誤飲には十分注意してください。
固い素材だと穴をあける時にヒビが入ってしまいます。
通す
- キッチンペーパー立て
- 髪ゴム
キッチンペーパー立てに髪ゴムを通します。
ストンと落ちずに下までずり下げるという動作ができるよう、ゴムの大きさを選びましょう。
太いものを刺す
- フタに小さな穴が開いたビン
- ストロー(カラフルなものがおすすめ)
ストローを穴に刺して落とします。
目と手が一緒に動いて、狙いどおりのところに入れるのは集中力がいるお仕事です。
ストローの長さはハサミで切って調節してください。
通す・ヒモ通し
- ヒモ
- 穴が空いたおもちゃ
ヒモにおもちゃを通します。
最初は大きな穴で太くて固いヒモ、慣れてきたらビーズなどに移行します。
ボタン留めの習得に役立つお仕事です。
市販のものでは七田式のものが人気ですよ。
既製品の購入がおすすめなモンテッソーリ教具
自作するのに手間がかかったり、材料費がかかる教具は購入がおすすめ。
自作より購入がおすすめな教具を紹介します。
トラッカー(生後10ヶ月頃〜)
赤ちゃんがハイハイからつかまり立ちに移行する時期によい教具『トラッカー』。
児童館などで木製の車が左右にカタンカタンと落ちていくおもちゃを見たことはないですか?
転がっていく様子を追視することで集中力が養われます。
- 転がるスピードが早すぎないもの(目で追えることが大切)
- 安定性があるもの(つかまり立ちしたときに倒れない)
を選ぶのがコツ。
木製のトラッカーは約2万と高いので、くもんのものがおすすめです。
ベビーくもんでも勧められた大人気の知育玩具です。
つまみがついたパズル(1歳頃〜)
3本指でつまむ練習になる、取っ手がついたパズル。
有名なくもんのジグソーパズルのSTEP0がこのタイプのパズルです。
- 手先の器用さ
- 形の認識力
2つの力が養われます。
初めてのパズルにぴったりですよ。
モンテッソーリの手作り100均教具を作ろう!まとめ
この記事ではモンテッソーリ教育の100均で手作りできる教具を紹介しました。
Seriaに売っているもので30分ほどあれば全て作れますよ。
5つの教具を作るのにかかった費用は総額990円!
市販のおもちゃを一つ買うお金で十分作れてしまいます。
参考にしたのはこちらの本です。
モンテッソーリ教育に興味がある人は一度読んでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。